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記憶 [独り言]

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色に目が留まるのか 花の美しさに目が留まるのか
おそらく 両方

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最近読んだ本

私がこういった本を読むのは 単に癖なのだな
つい買っちゃう・・・みたいな
読んで、そして考える そういうのが癖になってる

ちょっと考え込んでしまったことのメモなので 以下はたたみます

本をぱらぱらとめくってて目に留まったのはこの二つ

世の中のすべての男性に対して、自分の父親の記憶が投影されている(女性に対しては母親)

結婚に対するイメージ、同性の親の結婚生活に対する記憶

なにか心にひっかかって 本を買って帰って読みながら考えた
結婚のイメージとは 子供にとっては両親がそうなんだと思う

大人になって色んなことが分かったうえで感じることと
子供の時のそれとは違ってたってことに、改めて気づいて驚いた

大人になってからは父に大切にされ愛されてた、ということがちゃんと分かってたけど
子供の頃の私はそうではなかったんだ、父が怖くて直接声をかけることもできなかった
仕事は夜勤も多かったので、寝不足でいつも機嫌の悪い顔をしてたから
母や祖母への怒鳴り声も聞くのが嫌で、父が怒り始めると私は隠れた

だんだんと大きくなって、口べたで愛情表現が苦手な父であっても
どうやら私は大切に思われてるらしいと分かってきてからは
私もだんだん父に言葉を返すようになった
そして社会人になってからますます私は強くなり
「怒鳴らないでもっと優しく言ってやってよ」と父を諭すようにもなっていった
どうして母と祖母に対して父が厳しいのかは解らなかった
心を開いて父と話すことは叶わなかったから、今も解らないまま

私が夫に対して父に対する記憶を投影しているのかどうかは疑問だけれど
それより、同性の親の結婚生活に対する記憶だ

一言で言ってしまうと 幸せそうには思えなかったということだ
自己犠牲とか忍耐とか、我慢とか、子供ながらにも母が苦労しているように感じてた
とにかく耐える人だったから、何を言われれも自分が不甲斐ないからとか
自分がだらしないからそう言われるといって、決して相手を責めなかった
私は母は全然悪くないと感じてたから、そうやって耐える母を可愛そうに思ってた
子供の頃は母をかばってやれなかったし、守ってもやれなかった
だから今は少しでも手伝い、母の助けに自分がなれればと思う

昔は見合い結婚が多かったと聞くが、父と母もそうだった
恋愛→結婚 という今時のパターンとは違って
見合いから恋愛感情というのは都合よく生まれるものだろうか?
親が結婚相手を決めるということだって往々にしてあった時代だから
一緒に暮らしていくうちに家族としての情は育っていくだろうけど・・・・

「良い子供たちに恵まれて 母ちゃんは幸せだと思うよ
周りからは子供の事で色々苦労話を聞くけど、
お前たちの事で母ちゃんは苦労かけられたことはないから」

母が幸せだと言葉にするのはいつも 私達子供のことだ
でも裏を返せば、子供達だけが母の結婚生活にとっての
幸せだったのかなと思うとちょっと悲しい

でも・・・正直なところ私にとっても一番の幸せは子供達だ
だから私もちょっと悲しい



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コメント 6

assimane

うちは優しい父、厳しい母でした。
子供のころに離婚したので、母の思い出は醜いものしか残っていません。
今の夫婦の生活は子供たちにどう映っているのかな(不安)
by assimane (2014-08-02 16:33) 

昆野誠吾

なんでしょうね、夫婦の絆って人それぞれでしょうけど、
基本の基本は繁殖の為、便利なペアという路線であって
恋愛というのは子供ができる迄の繋ぎみたいな。
子ができたら育てるのに雌雄協力することで
生存に有利になって。。。
って書いている内に私ってなんだか嫌な奴に思えてきました(笑
でも子供が一番の幸せって私もですよ!
そりゃ妻も大事ですし幸せの大きな要素ですけど
最優先は子供ですし^^ 
長文失礼しました^^;
by 昆野誠吾 (2014-08-02 16:36) 

彩風

子供の頃には解らなかったことが今振り返るといろんなことが
解るような気がします。
もっとも私の想像でしかありませんが・・・
今は私の両親はいないので確かめる術はありませんが。
母親はきっと苦労したのだろうなと思います。
今も元気だったらいろいろ話もできるし、いろいろしてあげられる
のにと思いますが以外とほったらかしになっているかも・・・なんて
思ったりもします。
by 彩風 (2014-08-02 18:29) 

すず

assimaneさんへ

子供の側からどう見えるんだろう?とは
今まで意識したことがなかったので
今それを敢えて子供に聞く勇気もないんですがf^^

理想だったり、反面教師だったりさまざまでしょうか
パートナーシップって双方の協力がないと
在り方を変えるのは難しくて、諦めておりますf^^

by すず (2014-08-03 10:17) 

すず

昆野誠吾さんへ

ぜんぜん嫌な奴なんかじゃないですよーーーー^^
優しくて素敵なご主人であり、お父さんだと思いますよ
子供が生まれるとお母さん業一本になっちゃう女性と
子供が生まれても、子供より旦那さんが大事という女性と
なんか二種類に分かれるようなことを
本で読んだことがありますが
男性もそうなのかしら~と素朴な疑問^^

一生懸命書いてくださって どうもありがとうです^^


by すず (2014-08-03 10:25) 

すず

彩風さんへ

昔は「嫁」っていうのか「〇〇家の嫁」って感じが色濃くて
母世代の女性や、祖母の世代になるともっとでしょうけど
とても苦労したんだと思います
時々昔話を聞くことがあるんですが
「えーーーー?@@」ってお話ばかり( ̄Д ̄;)
私だったら多分無理。。。って思うような

夫の祖母はまだ健在で、今月105歳です
行商をして女手一つでわが子を育ててきた
明治の女は強し^^
面会に行くたび拝まれるんですが
いやいやばあちゃん逆だから、拝むのはこっちの方だわ
なんか「生き仏」みたいです、105歳^^


by すず (2014-08-03 10:37) 

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