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[嫌われる勇気」を読みながら・1 [読書]

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「嫌われる勇気」を一度読んで、また読み返しながら
自分の心に触れた部分を少しずつ取り上げてみようと思う

心理学は、ユングとかフロイトが有名で、アドラーなんて人がいたのは知らなかったけど
前者は原因論に対し、後者は目的論
青年と哲人の対話という物語形式で書かれてあるので堅苦しさはさほど感じず読めると思う

原因論といえば「トラウマ」って思い浮かぶけど、アドラー心理学ではそれを否定する
では目的論というのはなに?

例えば引きこもりについて例を挙げていたのはこう

掲載開始*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....
アドラー心理学では過去の「原因」ではなく、今の「目的」を考えます
ご友人は「不安だから外に出られない」のではありません、順番は逆で
「外に出たくないから、不安と言う感情を作りだしている」と考えるのです。
つまり、「外に出ない」という目的が先にあって、その目的を達成する手段として
不安や恐怖といった感情をこしらえてるのです。
アドラー心理学ではこれを「目的論」と呼びます。

いわゆるトラウマの議論などは原因論の典型です。

「いかなる経験もそれ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない
我々は自分の経験によるショックーいわゆるトラウマーに苦しむのではなく
経験の中から目的にかなうものを見つけ出す
自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって
自らを決定するのである」と
掲載終了*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....

抜き出した部分の掲載だけではよくわからないと思うけどr(^^;)

過去にこういう原因があって、今こうなっている
全く同じ体験をしたとしても、みんなが同じ結果になるわけじゃないことを考えると
原因が理由じゃなくて、自分がそう選択したんだっていうことになるのかな

まだよく呑み込めてないけど、原因論じゃなくて目的論で考えるようにしたら
何か自分の捉え方に変化があらわれるかな?
トラウマは変われない理由じゃない・・・何かの誰かのせいにしてるのと同じことだもの

過去の出来ごとに、その時はそういう決定を下したかもしれない
過去の事実は変えられないけど、それに対して今違う意味を与えることは出来ると思うから

原因論にしがみついていたら、要するに先に進めないってことなのかな
目的があってそうしてるとするなら、目的なら自分自身で変えられる
変われないんじゃなく変わらないと決めている
変わらないことを目的にしてるってことなのかな

ま、急に目的論と言われても、何をどう考えるかまださっぱり分かってない(笑
でも、なんか心に新鮮な考えが触れたのは確かだ

今の自分が不満だから変わりたい、それで本を読んでる訳じゃないんだけど
自分に変化を促すことで、もっと色んな表現が出来るんじゃないか
今目の前にあるものを、違った感性で見ることができるんじゃないか
とか、そういうことなの

今日はここまで。。。


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