夏の終わり

４０代ぐらいまでは　喜怒哀楽もわりと大げさで
悲しむことも怒ることも　笑うことも喜ぶことも一生懸命だった気がする

５０代の今は喜怒哀楽のふり幅もずいぶん狭くなって
良く言えば穏やかに、悪く言うと鈍感になったという感じがしないでもない

ほどほどとか　諦めとか　
受け入れることが多くなる　親の老いとか自分自身の体の変化とか
子供の自立とか

それでも　どこか心の奥で
まだ伸びしろがあるんじゃないだろうか
もっとなにか　出来るんじゃないだろうか
という希望のような　小さな期待もあって
すっかり諦めたわけじゃない自分がいる

でも「情熱」はかなり深く埋もれてしまって
探すと言うより　発掘のレベルで
ずっと遠くにいるのか
それとももう会えないのかは保留にしておこう

今はともかく　母の心と体に寄り添っていよう

夏の帰省で久しぶりにみたよ　トノサマバッタ
でっかーーい・・・手のひらの幅いっぱいぐらいのサイズ
仮面ライダー・・・いやそのフォルムがバイクみたい
自分が親指姫ぐらいのサイズだったら　乗せて貰えただろうか
（姫？って・・・・どんだけ図々しいんだ

 

コメント 4

まさに…我が心の内を綴って貰うたようで^ ^
そやね…
全てを受け入れようとしてますな。
じゃが そうそう安易に受け入れられるハズもねぇべな。
発掘レベルの夢や願いや情熱。
まだまだ花咲かせたいトコやのに
どぅにも身体がついて来てくれませぬ。
自分の親の世代やとそんな呑気なコトは言うてられんかったやろなぁ。
身体はってウチら子供を見守って育ててくれたんだよねぇ。
話それた？ごめんゴメン。
ウチの母も危なかっしい事態に居てますねん。
by suzu* (2014-11-13 22:08) 

suzu*さんへ

子供が大人になって　私達も歳をとって親は老いていく
そうやって季節と同じように　人生も移り変わってくんだよね
若くはない、けど老いてもいないちょうど真ん中あたり
若ければ迷うかもしれない
老いては諦めるかもしれない
どちらともつかない狭間に浮かんでる気がする

suzu*ちゃんとこのお母さんもうちの母も
この世界を卒業する季節に入ってて
いつか土に還ってくのよね
私達はまだ土の上を動き回って
まだまだたくさん　いろんなものに出会わなきゃ＾＾ｖね
by すず (2014-11-14 08:23) 

すずさん、聞いた話だけど、人って30代、40代にいろんな人生の経験をするんだって。だから50代はその経験があるので、余裕を持って対応できる。決して鈍感になったわけじゃないんだよ。
お母様の寄り添うこと、いいことだと思うよ。それが良いと思う。
by assimane (2014-11-15 11:12) 

assimaneさんへ

晴れでも雨でもないこの　薄曇りのような佇まいはなんなんだー
と思っていたのですが、鈍感になったわけじゃないって
言ってもらえるとなんかありがたいです＾＾
そばにいるだけでたいしたことは出来ないけれど
暫くは一緒に過ごしたいと思います
どうもありがとうです＾＾
by すず (2014-11-16 13:54)